インフルエンザ予防接種

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インフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種〜インターネット予約できます

 毎年冬になると必ず流行するものにインフルエンザがあります(季節性)。
 インフルエンザは、高齢者での肺炎合併、小児での脳症合併など重篤な経過をたどる点で、他の「かぜ」と違う重大な病気です。 したがって、ワクチンによる積極的な予防が推奨されています。
 ワクチン接種によるインフルエンザ発症の予防効果は、65歳未満で70〜90%、65歳以上で34〜55%、死亡リスクに対しては80%以上の効果があるとされています(季節性の場合)。
 当院では、毎年多くの方にインフルエンザ予防ワクチンを接種しています。今年も期間内接種をぜひおすすめいたします。

なお、本年度は熊本地震の影響で、妊婦用インフルエンザワクチン(チメロサールフリーワクチン)はございません。あからじめご了承下さい。

インターネットでの予約受付は終了いたしました。
インフルエンザ予防接種をご希望の方は、
窓口までお越しいただくか、直接お電話にてご連絡下さい。受付窓口:042-384-0080

インフルエンザQ&A

インフルエンザと他のかぜ症候群の臨床的な鑑別方法は?

症状だけではかぜと明確な区別はできませんが、急な高熱(39〜40℃)、悪寒、関節痛などの強い全身症状があれば インフルエンザの可能性が高く、早めに医療機関への受診をおすすめします。

ワクチン接種後どのくらいで効果が現れ、持続しますか?

接種後2週目頃から効果が現れ、半年近く持続するとされています。

ワクチンの1回接種での有効性を教えてください。(成人、高齢者において)

65歳以上の方は1回の接種で十分効果があります。
13歳〜64歳の方も1回で十分効果がありますが、特に心配な方は2回接種してもかまいません。
13歳未満の方は必ず2回接種して下さい。

欧米ではインフルエンザの予防接種が、高齢者・成人の発病や重病化防止に、1回接種で有効であるという数多くの論文が発表されています。 わが国においても予防接種を受けることにより、65歳未満で発病に対して有効率70〜90%、65歳以上で34〜55%、死亡リスクは有効率80%以上という結果が報告されています。

1回接種によるインフルエンザワクチンの有効性(季節性のインフルエンザの場合)
対象 指標 相対危険※ 有効率
米国、高齢者、施設入所者 死亡 0.2 80%
米国、高齢者、施設入所者 入院 0.4‐0.5 50〜60%
米国、高齢者、施設入所者 発病 0.6‐0.7 30〜40%
米国、高齢者一般 入院 0.3‐0.7 30〜70%
米国、65歳未満、健常者 発病 0.1‐0.3 70〜90%
日本、65歳以上、施設入所者 死亡 0.2以下 80%以上
日本、65歳以上、施設入所者 発病 0.45‐0.66 34〜55%
※相対危険:予防接種を受けない場合を1とする
妊婦への接種は可能ですか?

接種可能です。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、胎児に悪影響を及ぼすとは考えられていません。しかし、妊娠初期は自然流産が起こりやすい時期であるので、 この時期の接種は避けた方がいいでしょう。妊娠中期〜後期がインフルエンザの流行期となる妊婦は、ワクチンの有益性を考慮して接種します。
かかりつけ産婦人科医とご相談の上、当院受付にてご予約下さい。

授乳婦への接種は可能ですか?

接種可能です。

母乳中に移行するワクチン成分は極めて微量であり、乳児に悪影響を及ぼすとは考えられません。 乳児の感染防御という意味においても授乳婦へのワクチン接種は実施されるべきと考えます。

小児にはどのくらいの年齢から接種を勧めるべきですか?

6ヶ月未満の乳児は、インフルエンザ罹患率およびその合併症の頻度とも、6ヶ月以上の乳児に比較して低率であり、母体由来の抗体の関与が示唆されています。 以上から、ワクチン接種は6ヶ月以上とするのが望ましいです。

喘息等のアレルギーがあり、薬剤を使用している方への接種の可否は?

接種可能です。
(但し、高用量のテオフィリン内服中の方は注意が必要です。)

喘息に使用する薬剤で問題となるものにテオフィリン薬があります。しかし、多くの研究で、 インフルエンザワクチンがテオフィリンのクリアランスや半減期に及ぼす影響はないか、あってもわずかで、一過性のものとされており、 臨床現場で問題になることは少ないと考えられます。

インフルエンザの予防としてマスク、手洗いは有効ですか?

インフルエンザの感染は、患者の飛沫を吸い込む以外に、飛沫が付着した手指を口や鼻に直接触れることでも成立します。 インフルエンザウイルスの粒子はマスクを通過するほど小さいですが、マスクをすることで口や鼻に触れる機会は少なくなります。 また同様に、手洗いで付着した感染症の粒子を洗い落とせば感染のリスクは低くなります。

接種を受けた後に注意すべき点を教えてください。

接種後30分は様子を観察し、医師と連絡をとれるようにしておいて下さい。接種当日に激しい運動は避けましょう。入浴はさしつかえありません。

接種後、早期に発症し、迅速な対応の有無を分けるのはアナフィラキシーです。そして、アレルギー反応は接種後早期に発現するほど重篤です。 接種後30分間の観察のみで十分とはいえませんが、最も重篤な反応に対して、適切な医療行為を行うための観察期間としては、30分の待機が重要です。 高度の過敏性を有する卵アレルギーに対しては、接種後必ず30分間、院内待機させるべきです。

ワクチン接種者の半数以上に局所反応がありましたが、原因と処置法は?

2〜3日で消失します。
10ミリ以上の発疹で痛みがともなうときは受診して下さい。

症状としては局所の発赤が最も多く、他にも、腫れ、痛みなどがありますが、通常数日で軽快します。局所症状が現れる頻度は、成人の方が高率です。 このことからも、免疫学的あるいは過敏反応としての機序が一部にあると推察されています。全身的なアレルギー反応がなく、 局所反応のみであれば、経過観察でよいと考えます。

その他

接種部位はあまりもむ必要はありません。