ドイツシーメンス社の最新鋭16列マルチスライスCT、並びに新型フラットパネルを導入しました。
これにより、フィルムの必要のないデジタル画像による診断が可能になりました。
被曝を低減しつつ、高画質な検査を行うことができます。
CT装置にはシーメンス社SOMATOM go Now 16列マルチスライスCTを採用しました。本装置では検出器が16列も用意されており、一度に多くの情報を短時間に得ることができます。
短時間に広い範囲を検査することができるため、胸部や腹部など呼吸を止める必要のある検査では息を止めている時間や回数が少なくなり検査が楽になりました。
これにより撮影時間も短縮され、被ばく軽減と検査時間の短縮にもなりました。
PACS(医用画像情報管理システム)の採用で外来の4つの診察室、ドック検診用の各診察室には専用高詳細ビューワーを設置し、院内すべてのX線装置とのネットワーク上でのオンライン化が行われ、撮影後すぐにX線の検査結果を確認することができるようになりました。
また、過去の撮影済みX線写真も物理的に探す手間がなくなり、X線写真の比較もスムースに行うことが可能です。
デジタル化したことで画像処理がその場で行なえ、計測など医師への情報提供がが更に増えました
X線TV(透視装置)は島津FLEXVISIONを採用し、リアルタイムでの透視検査はそのままで、連続撮影、撮影中での画像確認など、より精度の高い検査が可能です。
撮影枚数の多かった検査でしたが現像の手間がなくなることで検査後の待ち時間の短縮となりました。
一般撮影装置ではフラットパネル(FPD)方式を採用し、現像することなく撮影後すぐさま、遅滞なく医師の確認が取れるようになりました。
また、FPDではより少ないX線での撮影が可能となり、被ばく軽減につながっています。
デジタル化にともない、貸出時大きな荷物・重量でご不便をおかけしておりましたフィルムではなくCD-R・DVD-Rで行うため、持ち運びしやすくより高画質なままでの貸出が可能になりました。
また、国の定める統一規格であるDICOM規格に準拠してるので、どの施設でも確実に情報の受け渡しが可能です。